2009年9月9日水曜日

佐藤可士和の超整理術


佐藤可士和の超整理術


目次

1章 問題解決のための“超”整理術
2章 全ては整理から始まる
3章 レベル1「空間」の整理術——プライオリティをつける
4章 レベル2「情報」の整理術——独自の視点を導入する
5章 レベル3「思考」の整理術——思考を情報化する
6章 整理術は、新しいアイデアの扉を開く

感想

大変勉強になりました。友人がマーケティングの本だと言っていたのですが、
完全に思考法の本だと私は思いました。
空間の整理から情報の整理そして思考の整理をする
整理して本質を見極める。
まずは空間の整理から。
身の回りを徹底的に整理します。

アーデントに活かせること

アーデントもすこし散らかり気味なので、いらないものから捨てる事で、
視界に無駄なものが入らないようにするべきだなと思います。
もっともっと整理していきましょう。
空間の整理からです。
後、パソコンのデスクトップとかデーターを整理するのも大事なので
みなさん綺麗にしていきましょう!




遅れてすいません!!次回甲斐さんお願いします!

 → 

2009年8月18日火曜日

MBOコーチング


 
 
 感想

 人を指導するテクニックとして注目を集めているコーチングを
 人事制度に取り入れる方式を提案している。

 コーチングというと、
 一人一人のスキルになってしまうところを

 制度としてきちんと導入することで、
 会社全体のスキルアップを促すいいやり方だと思う。

 
 そもそも「コーチング」の意味、効果、
 効果的なやり方についてもかなり事例を挙げて、
 わかりやすく解説しているので、

 とても読みやすかった。


 アーデントに生かせること

 人事制度としてMBOを導入は必須。
 成長できる環境作りは、

 自由だけではなく、
 コーチングを伴った目標管理のある人事制度だと思う。

 挑戦を促し、
 リーダーが一緒に考え、悩み、
 アドバイスし、

 当人の自主性を尊重しつつ、

 導くことを会社全体で導入するために。

 MBO制度は、

 マラソンランナーとそのコーチに似ていると思う。

 ランナーは自分自身では、
 ベストの練習、筋肉トレーニング方法等までは、
 できない。

 そこを考え、やらせるのが
 コーチの役割。

 できなかったら、なぜできないのかを
 一緒に考え、
 
 一人一人自立した存在になっていくために。

 MBO制度は、
 目標の管理がクローズアップされがちだけど、
 重要なのは、コーチングを伴った目標管理。

 アーデントのMBO制度は、
 そうしていきたい。


今回は「MBOコーチングをご紹介させていただきました。 
担当:渡邊




 次回は阿部君 8月22日までにお願いします!

 




2009年8月6日木曜日

冬の運動会・・・向田邦子






商品の説明

出版社/著者からの内容紹介
エリート家庭からおちこぼれた青年が、ふとしたことから知った家族の実態。仮面家庭の崩壊と肉親愛を描いた名作ドラマの小説化


内容(「BOOK」データベースより)
高校時代の万引事件のためエリート家庭から落ちこぼれた菊男は、ガード下の靴修理店の老夫婦のもとに入りびたっていた。そんなある日、ふとしたきっかけか ら、菊男は謹厳な祖父や、一流ビジネスマンの父のもうひとつの姿を知ってしまう。人間の本質と家族のあり方を追求して話題を呼んだ名作ドラマの小説化。



目次

 ハイヒール

 二度メシ
 
 ブラジャー

 花瓶

 ブーメラン

 焼け焦げ

 雛人形

 白無垢

 マニキュア

 冬の運動会




紹介:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

ドラマでご存知の方も多いと思います。
いわゆるヒューマンドラマ。

でもちょっとおかしなことになってる。

そんな向田邦子ワールドです。


テーマは“家族愛”・・・・・・・・・・・・・・・・?


自分の家族に不満や不信を抱き、外に救いを求める
3世代の男性たち。。。。

家族の中で相容れない、理解しあえない、そんな時
3人はもう一つの家族を作ってしまいました。

嘘・偽り・・・・・でも温かい・・・・・・・・


でも・・・・・・・・続かない・・・・・・・・・・



切なかったり、悲しかったり、
非日常的な家族模様を描いている本です。




メッセージ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

今の環境に納得いってなくても
今、この場所で戦わなければならないんです。

自分が菊男のように、虐げられる存在で
その環境から逃げ出したくなっても、
存在を消したフリをしていても、
外で偽りの自分の場所を見つけても

戻ってくる場所で戦えなければ
きっとずっと辛いままです。


今を変える為に
自分にできることはなんだろうか?

そんなに難しいことじゃないんです。

少しの勇気、それがあればいいんです。

自己中心的な考えで凝り固まった頭を溶かして
一歩踏み出すだけでいいんです。


偽りの自分は、長くは続かないですからね。








今回は「冬の運動会」をご紹介させていただきました。 
担当:柳井




次回は渡邊さん8月8日(?)までにお願いします!

2009年7月27日月曜日

「デキる人」の脳




■目次

1.三%
だけが知ってい」と「心」活かし方
2.ステップ1.頭
いいが習慣にしていを元気にす問」
3.ステップ2.あなたを大きく成長させ
マインド高い
4.ステップ3.毎日をラクに、生産的に過ごす「5つ
しくみ」
5.ステップ4.
力を高め「オフタイム」つくり方・使い
6.ステップ5.
間関係ストレスを減らす「シンプルな考え方
7.ステップ6.本当に大切なも
を手に入れノーと言え
8.ステップ7.
デキが実践していを熱中させ方法」
おわりに 今日から「思いどおり
生」が始ま




■感想

CNN、「ワシントン・ポスト」など、米メディア
で話題
コーチ、ノア・セント・ジョンによベストセラー。

この本の最初から数ページ目に面白い題名があります。
【ポジティブシンキングでは成功できない】

自己啓発書なども読む私としてはまさに目から鱗でした。


その他にもこんな効果が・・・

▼地道にこつこつ頑張らなくていい
▼何事も無理せず「近道」を選んでいける
▼「やる気」と「実行力」が自然と身に付く
▼ずば抜けた才能がなくても成功できる
▼「忙しい」の口グセが減り、時間管理がうまくなる
▼失敗をバネにして飛躍できる
▼少ない労力で収入を増やすための「しくみ」づくりができる
▼脳の回路を三分間の「シンキング・タイム」で活性化させることができる
▼“メモ1枚”でマイナス思考が消える「頭の大そうじ」ができる
▼面倒くさがり屋でも成功できる!「脳の怠けグセ」の解消ができる

自己啓発書は読んでいるけど、なかなか思いどうりに
いかないな・・・と悩んでいるあなた

そして、科学的に実証された脳科学のしくみを使って
さらにビジネスパーソンとして活躍したい方にも
うってつけの本だと思います。



■アーデントに生かせること


人は判断をするときは脳を使います。
その脳をうまく使えば人生も仕事もうまくいくのでは
ないでしょうか。


ソフトバンクの孫正義社長も、脳のしくみをうまく使って
仕事をしていると聞きます。
会社としては経営全般に生かせると思います。


この考え方を身につけることにより、困難な壁に当たった時
より良い方向へ会社の舵取りができるようになり、
そして、これからアーデントへ入社してくる人が
この本のしくみを使うことにより、
人としてビジネスパーソンとして成長するではないでしょうか。









2009年7月18日土曜日

最強CFO列伝 ― 巨大企業を操るもう一人の最高権力者たち





目次

第1部 華麗な変身:帳簿係から価値創造の仕掛人へ(スター誕生
CFOの源流
長年続いた経営者支配体制 ほか)
第2部 スーパーCFO列伝(CFOの生みの親—ピエール・デュポンとアルフレッド・スローン
GE伝説を創った—レジ・ジョーンズとジャック・ウェルチ
スーパーCFO学校の校長—ゲリー・ウィルソン ほか)
第3部 日本企業再生への教訓(マクロ資本主義からミクロ資本主義へ
失われた20年
新しい価値創造のパラダイム ほか)

感想


CEO(最高経営責任者)とともに企業経営で脚光を浴びるCFO(最高財務責任者)を取り上げた一冊。

ビーンカウンター(帳簿係)から、ビジネスヒーローの「スーパーCFO」へ。
伝統的な財務・経理業務にとどまらず、資本構成・資本コスト、投資関連業務、事業計画立案、リスク管理など、CFOの役割・責任は広がり、CFOの手腕が企業の盛衰に大きく影響を及ぼすようになったことが、実際のCFOの紹介から伝わってきます。

これからの、日本企業に必要となるプロフェッショナルなCFOの条件を抉る。
尊敬する先人の仕事が、ここにあります。

アーデントに生かせること

経営者意識を持つために、数字を扱えるようになる事は大事な事です。

財務諸表を見れるコンサルタントになっていきましょう。


担当:中村


今回は、

最強CFO列伝 ― 巨大企業を操るもう一人の最高権力者たち

を ご紹介させて頂きました。
次回担当は、馬込君。7月25日(土)までにUPを、お願いします!!

2009年7月12日日曜日

ぼくんち













ぼくんち


出版社 / 著者からの内容紹介

▼第1~36話●
登場人物 ニ太(本編の主人公)
       さおりちゃん(二太のガールフレンド)
       一太(二太の兄)
       こういちくん(一太の兄貴分)

■本巻の特徴■
 ・・・二太 の姉のかの子はホステスをしていて、母は出ていったきり。
   個人営業のヤクザをしているさおりちゃんの父は麻薬で死んでしまったり、
   こういちとその舎弟の一 太は借金取りや麻薬の売人をして生計を立てている。
   そんな恵まれない人々の心温まる家族の絆を軽いタッチで描く。
   オールカラー、全80ページに繰り広げら れるサイバラワールド。先の文春漫画賞受賞作。


■感想■
 ・・・すさまじい内容です。日本のどこかに、こうした家族や地域があるのだろうか、と思います。
   西原理恵子先生の作品は、これが始めてだったのですが、一気にファンです。
   「人が生きていく」ということの、本質を描いていると思います。「人」って、本当に優しい。
   
   漫画ですが、漫画ではないです。
   下品で、騒がしくて、下世話で、悲惨で、温かくて、優しくて、心が洗われます。
   精一杯生きるって、こういうことなんだと思います。

   こうした人たちの、無差別な貪欲さとどこか諦めの境地が、悲しくもあり、温かいのです。


■今後の私に■
 ・・・貧乏でも、金持ちになっても、必死に生きましょう。
   泣いたら誰かが優しゅうしてくれるか。
   泣いたら腹がふくれるか。
   泣きそうな時ほど、笑え!

   甲斐’s図書館(私のロッカー)に置いておきますので、アーデントメンバーで気になった方は是非。
   感想を聞かせてください!



「ぼくんち」をご紹介させていただきました。

担当 : 甲斐

お次は、中村さんです。
7月18日までに更新をお願いします!!

2009年7月6日月曜日

天才!成功する人々の法則




天才! 成功する人々の法則

目次

プロローグ ロゼトの謎

第一部 好機

第一章 マタイ効果
第二章 一万時間の法則
第三章 天才の問題点 その一
第四章 天才の問題点 その二
第五章 ジョー・フロムの三つの教訓

第二部 「文化」という名の遺産

第六章 ケンタッキー州ハーラン
第七章 航空機事故の“民族的法則”
第八章 「水田」と「数学テスト」の関係
第九章 マリータの取引

エピローグ ジャマイカの物語

感想
たとえIQの高い天才でも成功するとは限らない。
そこに努力はもちろん必要だが、外部環境すなわち、
生まれた国、時代、その国の社会のシステム、通う学校、経済環境、様々な要因がある。

印象的だったのは、各国のアイスホッケーやサッカー選手、メジャーリーガーの話だ。

例えばカナダのアイスホッケーチームの話で書かれていたのが、


どの選抜チームでも全選手の40%が1月〜3月生まれ、30%が4月〜6月生まれ
20%が7月〜9月生まれ、10%が10月〜12月生まれ。


これはどういうことかというと、カナダでは、年齢の区切りを1月1日にしているからだそうだ。

なぜそうなるのか?1月2日に10歳になる子と12月31日に10歳になる子では
12ヶ月の身体の発達の差が大きい。
世界でもアイスホッケー熱の高いカナダでは、遠征によくでかける。
代表チームのメンバーの選別はまずは年齢で区分けし、その中でも体が大きく、
器用な少年を選ぶ。代表メンバーに選ばれれば、よりよい指導、より強いチームメイトに
恵まれ、1シーズン50〜75試合も戦うらしい。

選抜にもれたメンバーは20試合ほどの実践経験しかつめない。
初めのうちは少し成長がはやかっただけで選ばれたが、13歳、14歳になると、
熱心な指導と人よりも多い練習量で本当に優れた選手になり、
メジャーの上部リーグに入れる可能性が更に高くなる。

追加の具体例だとアメリカのメジャーリーガーは8月生まれが505人、
7月生まれは313人だそうだ。

なぜなら、アメリカのベースボールチームの年齢の区切りは7月31日。
8月1日生まれた子は先に7月31日に産まれて子よりも体が大きくなるからだ。

更に具体例

イングランドでは年齢の期日が9月1日。
1990年代のある時点のプレミアリーグでは288人が9月〜11月生まれ。
6月〜8月生まれは136人

近年のジュニアのワールドカップでは、以前は年齢の期日が8月1日だったため、
135人が8月〜10月生まれ、5月〜7月生まれは22人しかいなかったそうだ。

この事実をみると、環境やシステムは人の成功に大きく起因しているように思う。

アーデントに活かせる事

アーデントの環境はまだまだ、変化する事が可能だと思う。
古い枠にとらわれず、新しい働き方、新しい会社のあり方を
模索するべきだと思っている。
『天才』に書かれている通り、環境が人に与える影響は大きい。

人が会社に所属して働いている限り、その人の時間の大部分を会社のための
仕事に割り当てているわけで、その責任は非常に重大だ。

ITの進歩や様々なサービスが多様にある時代に、昔の会社を参考にする必要は
絶対ではない。

取り入れるものは取り入れて切り捨てるものはばっさり切り捨てる事も
検討しなくてはいけない。

小規模オフィスを仲介する会社としてアーデントは何を掲げて、
社会に貢献していくのか?ワークスタイルの多様性に対応するための
起業家の応援なのか?
心から社会に発信できるものをみつけたいと思う。

アーデントから天才がどんどん世に出て行く環境を作りたいです。

今週は 『天才! 成功する人々の法則』を紹介しました!


担当 阿部

次回予告

次回は7月11日までに甲斐さんよろしくお願いします!


2009年6月27日土曜日

全脳思考





本書で著者が公開した新概念・新理論の例(一部)

●知的蟹工船
●アトラス世代
●指名検索 vs 比較検索
●CEOがCNOになる時代
●営業しなくても顧客が集まる新原則 ― SSC
●自己投影型消費
●出会いの深層背景
●創造的問題解決法「CPS」
●シナリオ思考
●スピーチの結晶
●エレベーターの原理
●マネジメントの桃太郎理論・・・等々、多数。


感想

さすが神田さんという本。
なぜにこんなに説得力があるのか、不思議でしょうがない。
普通の人では見えないものを見ているのだと思う。

 マーケティングや会議のやり方の本質を
 語っているので、アーデントでも取り入れられることが非常に多い。
 
 過去のマーケティングの1分野に絞った本ではなく、
 経営、考え方、思考スキル、人事、等の幅広い分野について、
 神田さんが今持っている知識・経験を全て詰め込んだ内容。

 本の分厚さからも、神田さんの気合の入り具合が
 よくわかる。渾身の一冊。




アーデントに活かせること

 ・動画配信 →セミナー、会社案内、物件紹介等
 ・情報をいかに流通させるのかをもっと考える
 ・会議のやり方、話し方の改善
 ・マトリックスを使ってお客様をきちんと分類し、販促に活用する


この本から学べるのは、

 マーケティングの考え方を根本において、
 これからの10年を見通す知識。

 その先はわからないけど、
 今後10年は神田さんのいうとおりになる気がする。

 そういう意味で、今後の戦略作りに
 役立つ。







今回は「全脳思考」をご紹介させていただきました。 
担当:渡邊




 次回は阿部君 7月4日までにお願いします!

2009年6月20日土曜日

コンセプトライフ



「コンセプトライフ」

目次
1 Believe in Dreams
2 My First Concept in America
3 First Step
4 First Project
5 Starting at Zero Once More
6 Going to the Next Stage
7 Life is a Concept


感想

とんでもなく、わくわくする本です。
仕事って、こんなに楽しいものだったの!?うらやましい!!
と、読んだ人は誰もが妬んでしまうような、素敵な本です。

本は、まるで他人にの日記をのぞいている様な文章で書かれており、
たくさんの写真が載っており、退屈しません。
決して文章がうまいわけではないと思いますが、
読んでいると
「それで?それで?どうなったの?どうしたの?」
と、まるで話を直接聞いているような、
そんな感覚になります。

柴田陽子氏は「コンセプトクリエーター」として活躍された、
38歳の女性です。

彼女の本は彼女が大学生で進路に悩んでいるところから始まります。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
世の中「知らない」ことだらけだったから
反対に「知りたい」ことだらけでもあった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

パワフルで独創的で、ちょっといい加減なところもある女性の軌跡です。

2004年に独立し、今は「柴田陽子事務所」の代表取締役として活躍されている美しい方です。





アーデントに活かせること

会社として、「じゃあこの本からこういうことを取り入れよう」というのは
ないかもしれません。

この本から学べるのは、

自分の気持ちをどこへ持っていくのか

どのような未来を描くのか

どうやって仕事を面白くするのか

どうやったら仕事が面白くなるのか考える

・・・・・・・・・・

そういったいろいろな気づきが得られる本です。

もっともっと考えること。
もっともっと疑問を持つこと。
もっともっときらきらすること。

きらきらしている人にはきらきらが集まります。

アーデントは社員がきらきらできるような
そんな職場になったらいいなと思います。





今回は「コンセプトライフ」をご紹介させていただきました。 
担当:柳井




次回は渡邊さん6月27日までにお願いします!

2009年6月13日土曜日

レバレッジ・マネジメント―少ない労力で大きな成果をあげる経営戦略』


















レバレッジ・マネジメント―少ない労力で大きな成果をあげる経営戦略』


■感想

私は、一日一冊ペースで読書をしていますが、
この「レバレッジ・マネジメント」は全ページが実践的内容になっています。

どういうことかというと、ほとんどのビジネス書が本当に役立つ箇所は
本全体の2割くらいの中この本はすべての項目が経営者、そして、
個人のビジネスパーソンに役立つように構成されています。

著者の本田直之さんは読書を投資活動としてとらえ、年間400冊の読書。

ワールドビジネスサテライト、モーニングビジネスサテライト、
カンブリア宮殿、ガイアの夜明け、他にも海外の情報ソースなどから
実践で役立ちそうなところを「レバレッジ・メモ」として持ち歩き
スターバックスのコーヒーが出てくる待ち時間も、このメモを取り出し、
徹底的に体に染み込ませています。

シンプルな言い回しで核心を突くという、
簡単そうでむずかしいことをこの本は実現しています。
実践的で俯瞰した、濃い情報が詰まった一冊というのがこの本の感想です。



■ ARDENTに生かせること

▼ 投資視点はもっているか?

アーデントは現在、この投資視点がブレている面があると感じます。
緊急ではないが、重要なことにフォーカスし、リターンを追及した
経営を行っていくべきだと感じます。


■■■レバレッジ・マネジメントより引用■■■

余裕のない経営者に共通するのは、投資視点を持っていないことだ。
仕事や時間に「追われる経営」をしていると、次の事業や今後の展
開を考える時間的ゆとりがなくなる。


▼お願い営業になってないか?

現状、小規模オフィスでは、ある程度の差別化ができているので
あとはこのお願い営業ではなく、お客様から欲しいと言わせる
サービスの開発がひとつでも多く、必要です。助成金や会計の
コンサルティングも含め、欲しいと思わせるサービスを開発していきたいです。


■■■レバレッジ・マネジメントより引用■■■

営業は、顧客から「欲しい」と言われるのか、それともこちらから
「買ってくださいと」売り込むのかで二分される。目指すべき方向は、
顧客のほうから欲しいと言ってくれる「パートナー型営業」だ。

飛び込み営業のように勝率が低く、営業担当者が精神的にも疲弊していくやり方は
一切捨てるべきだ。「うちの会社には無理だ」という思考停止状態にならず、
以下のメソッドを試してほしい。

キーは3つだ。1つ目は、経営者が先頭を切って営業し、知名度と
信頼性の高い優良顧客をまず獲得することだ。

そうすれば「あの会社と取引があるなら、わが社もぜひ頼みます」
という会社が出てくる。営業スタッフも仕事がやりやすくなる。

2つ目は、手離れがよい仕組みを作ることだ。自社の商品やサービスについて、
極力わかりやすく、誰でも説明できるようにするのだ。

優秀な営業マンに頼ると、その人がいなくなったとたんに業績が下
がる。また、アイテム数を多くすると、スキルが高い営業担当者以
外は扱えなくなる。注意が必要だ。

3つ目のキーは、心理学の達人になることだ。営業とは、結局、人
対人のビジネスだ。多くのテクニックを学ぶよりも、一つの心理学のツボを
押さえておいたほうが効果的なのだ。

「人は買うことは好きだが、売り込まれるのを嫌う」もその一つだ。
心理学のルールからも、従来型の「お願い営業」はだめだ。業者扱いされたり、
値引き要求されたり、あっさり切られたりするからだ。

顧客と対等の立場で営業する意味でも、この3つのキーを押さえて、
売り込まなくても売れる仕組みを作ることが肝心なのだ。



▼ 売上は積み上げ式か?

これはアーデントの一番の課題だと私は思います。手数料収入は
利益率は高いですが、極論すると売上が0の可能性も起こりうる状態なのが、
アーデントの現状のビジネスモデルです。

例を上げるとソフトウェア。ソフトウェア自体は単発の売上ですが、
これにサポートをつけることによって、積み上げ式のビジネスになります。
実際にオラクル社では、サポート事業がかなりの売上の比率をしめています。


▼ わかりやすい旗はふっているか?

本田さんは、ご自身で会社勤めをした経験からこのことを言っています。
ビジョン、理念も大事だがベンチャーは、わかりやすい旗を振ることが大事で、
小難しいことを言われてもピンとこないと言っています。

この点はアーデントは『世界一社員が満足する会社』を掲げているので
とてもわかりやすくしています。


▼workなのかmanageなのか?

これは、経営者ではなく、各個人にもあてはまることです。
目の前の事に追われ、本当に大事なことを忘れていないか?
これを問いかける意味でもこの質問はとてもシンプルでわかりやすいです。
自分自身をマネジメントできる人間、会社が上に登っていくのだと思います。

      

次は、柳井さんが担当です。6月20日までに更新お願いします!

2009年6月6日土曜日

最高のリーダー、マネジャーがいつも考えているたったひとつのこと



目次

「たったひとつのこと」について知る必要のある、いくつかのこと


第1部

組織の継続的な成功についてあなたが知らなければならないたったひとつのこと
(マネジャーとリーダー―どうちがうのか?
すぐれたマネジャーはチェスをする
すぐれたリーダーは未来を描く)


第2部

個人の継続的な成功についてあなたが知らなければならないたったひとつのこと
(何をするかではなく、何をしないか
三つの主張
これでは成功は継続しない)
アンバランスであることをめざして


感想

起業間もない会社から中規模企業までの組織運営に関して

リーダー、マネージャーとして必要なことは、何か。

核心を出来る限り単純化し、本質を簡単な言葉で具体的に取るべき行動を明確に表しています。

心地よい本でした。


アーデントに生かせること

起業家を応援して日本を元気にする弊社として、

これから成長を続ける会社のメンバーとして、リーダーシップやマネージメントについて

リーダーの考えを熟知しておきたい所です。

常に高い目的意識を持ち、得意分野を伸ばしていきましょう!

担当:中村


今回は、

を ご紹介させて頂きました。

次回担当は、馬込君。

6月13日(土)までにUPを、お願いします!!

2009年6月1日月曜日

小さな会社のブランド戦略




目次

1章 今こそ、小さな会社もブランドを目指すとき―スモールビジネスを取り巻く環境の変化
2章 「小さなブランド」と呼ばれる会社たち―その地域・業界でキラリと光る、あの会社のエピソード
3章 「生き方」と「働き方」が一致している人の発想―小さなブランドオーナーのメンタリティ
4章 小さな会社をブランドに導くイメージトレーニング
5章 社長がブランドであること
6章 スタッフがブランドであること
7章 スモールビジネスが、かっこいい―「自分らしく生きるために起業する」という選択





感想

小さな会社には、小さな会社なりの「やり方」があります。
現在の大企業のマネをすることが、成功への道ではありません。
「今」の自分には、何があるのか。
「今」の自分には、何が足りないのか。

本書のサブタイトルに、
~「生き方」と「働き方」が一致するビジネスモデル~
と、あります。

私が働きたいのは、こういう会社なのかもしれないと
ぼんやり感じました。





アーデントに活かせること

本書124ページに、こうあります。
「小さい会社は、いきなり1万人のお客様の獲得に走るよりも、
まずは徹底的に100人のお客様に感動してもらったり、
喜んでもらったりすることが重要です。」

つまり、少ないお客様を大切にして、大満足していただくことが、
後の成功につながるのだということだと思います。

まずは、徹底的にやることから始めても良いのかもしれません。
売上ベースで考えるのも良いのかもしれませんが、
これから、お客様に感動を与え続けていくためには
少人数のうちから、徹底して行うことが必要なのだと感じます。

何か一つから、徹底的に染み込ませて実践すること。
これが大事なのではないかと、思います。


担当 : 甲斐


*追記*
今回、担当させていただきました、甲斐です。
早速、更新が滞ってしまい、スミマセンでした・・・。
また、拙い文章ですみません。。これから更新を重ねる中で、
私の文章力も上がっていけば、と思っています。

紹介させて頂いたのは、
小さな会社のブランド戦略です。


次回は、中村さんです。6月6日(土)までに、更新をお願いします!


2009年4月14日火曜日

ロジカル・シンキング—論理的な思考と構成のスキル



ロジカル・シンキング―論理的な思考と構成のスキル




目次

第1部

書いたり話したりする前に
(相手に「伝える」ということ説得力のない「答え」に共通する欠陥)

第2部

論理的に思考を整理する技術
(重複・漏れ・ずれを防ぐ話の飛びをなくす)

第3部

論理的に構成する技術
(So What?/Why So?とMECEで「論理」を作る論理パターンを
マスターする論理パターンを使いこなす)

感想

文章を書く力を自ら進んで勉強してつけようとする機会はあまりないです。
現代に必須のEメールですが、思った以上に何も順序も考えないで
書いていることに気が付きました。

体系的にわかりやすく書いてあり、一度読んで頂ければ
今後の文章の書くスピード、伝わりやすさ、読みやすさは格段に変わります!

アーデントに生かせること

アーデントの仕事における『良いメール』を集め、雛型の作成をもう一度やり直したり、
良いメールは保存して誰でもみれるようにするなど、
もっともっと文章力を社員全員でつけなければいけないと思う。

*具体案

自分が作って送信したメールをinfoにCCで送ってgmailで受信トレイを
スキップして【参考メール】とラベルがつくように全員で
フィルタリングしてはどうだろうか?

そうすれば誰でもすぐに、メンバーの送った参考メールの中から
今の自分のケースにあったメールを探せます。

どんどん良いメールは積み上げて、新しく入る人が働きやすい環境にして
あげることも日々考えなくてはいけないですね!


担当 阿部  

「シェアブック発案、運営者の阿部です。これかもメンバー、
読者の方、よろしくお願いします。
今日はロジカル・シンキング―論理的な思考と構成のスキル
のご紹介でした。次回はアーデントの女性営業マン!甲斐です!お楽しみに!」


次回担当 甲斐  5月30日(土)までに甲斐さんUPをお願いします!