2009年8月18日火曜日

MBOコーチング


 
 
 感想

 人を指導するテクニックとして注目を集めているコーチングを
 人事制度に取り入れる方式を提案している。

 コーチングというと、
 一人一人のスキルになってしまうところを

 制度としてきちんと導入することで、
 会社全体のスキルアップを促すいいやり方だと思う。

 
 そもそも「コーチング」の意味、効果、
 効果的なやり方についてもかなり事例を挙げて、
 わかりやすく解説しているので、

 とても読みやすかった。


 アーデントに生かせること

 人事制度としてMBOを導入は必須。
 成長できる環境作りは、

 自由だけではなく、
 コーチングを伴った目標管理のある人事制度だと思う。

 挑戦を促し、
 リーダーが一緒に考え、悩み、
 アドバイスし、

 当人の自主性を尊重しつつ、

 導くことを会社全体で導入するために。

 MBO制度は、

 マラソンランナーとそのコーチに似ていると思う。

 ランナーは自分自身では、
 ベストの練習、筋肉トレーニング方法等までは、
 できない。

 そこを考え、やらせるのが
 コーチの役割。

 できなかったら、なぜできないのかを
 一緒に考え、
 
 一人一人自立した存在になっていくために。

 MBO制度は、
 目標の管理がクローズアップされがちだけど、
 重要なのは、コーチングを伴った目標管理。

 アーデントのMBO制度は、
 そうしていきたい。


今回は「MBOコーチングをご紹介させていただきました。 
担当:渡邊




 次回は阿部君 8月22日までにお願いします!

 




2009年8月6日木曜日

冬の運動会・・・向田邦子






商品の説明

出版社/著者からの内容紹介
エリート家庭からおちこぼれた青年が、ふとしたことから知った家族の実態。仮面家庭の崩壊と肉親愛を描いた名作ドラマの小説化


内容(「BOOK」データベースより)
高校時代の万引事件のためエリート家庭から落ちこぼれた菊男は、ガード下の靴修理店の老夫婦のもとに入りびたっていた。そんなある日、ふとしたきっかけか ら、菊男は謹厳な祖父や、一流ビジネスマンの父のもうひとつの姿を知ってしまう。人間の本質と家族のあり方を追求して話題を呼んだ名作ドラマの小説化。



目次

 ハイヒール

 二度メシ
 
 ブラジャー

 花瓶

 ブーメラン

 焼け焦げ

 雛人形

 白無垢

 マニキュア

 冬の運動会




紹介:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

ドラマでご存知の方も多いと思います。
いわゆるヒューマンドラマ。

でもちょっとおかしなことになってる。

そんな向田邦子ワールドです。


テーマは“家族愛”・・・・・・・・・・・・・・・・?


自分の家族に不満や不信を抱き、外に救いを求める
3世代の男性たち。。。。

家族の中で相容れない、理解しあえない、そんな時
3人はもう一つの家族を作ってしまいました。

嘘・偽り・・・・・でも温かい・・・・・・・・


でも・・・・・・・・続かない・・・・・・・・・・



切なかったり、悲しかったり、
非日常的な家族模様を描いている本です。




メッセージ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

今の環境に納得いってなくても
今、この場所で戦わなければならないんです。

自分が菊男のように、虐げられる存在で
その環境から逃げ出したくなっても、
存在を消したフリをしていても、
外で偽りの自分の場所を見つけても

戻ってくる場所で戦えなければ
きっとずっと辛いままです。


今を変える為に
自分にできることはなんだろうか?

そんなに難しいことじゃないんです。

少しの勇気、それがあればいいんです。

自己中心的な考えで凝り固まった頭を溶かして
一歩踏み出すだけでいいんです。


偽りの自分は、長くは続かないですからね。








今回は「冬の運動会」をご紹介させていただきました。 
担当:柳井




次回は渡邊さん8月8日(?)までにお願いします!