2009年6月27日土曜日

全脳思考





本書で著者が公開した新概念・新理論の例(一部)

●知的蟹工船
●アトラス世代
●指名検索 vs 比較検索
●CEOがCNOになる時代
●営業しなくても顧客が集まる新原則 ― SSC
●自己投影型消費
●出会いの深層背景
●創造的問題解決法「CPS」
●シナリオ思考
●スピーチの結晶
●エレベーターの原理
●マネジメントの桃太郎理論・・・等々、多数。


感想

さすが神田さんという本。
なぜにこんなに説得力があるのか、不思議でしょうがない。
普通の人では見えないものを見ているのだと思う。

 マーケティングや会議のやり方の本質を
 語っているので、アーデントでも取り入れられることが非常に多い。
 
 過去のマーケティングの1分野に絞った本ではなく、
 経営、考え方、思考スキル、人事、等の幅広い分野について、
 神田さんが今持っている知識・経験を全て詰め込んだ内容。

 本の分厚さからも、神田さんの気合の入り具合が
 よくわかる。渾身の一冊。




アーデントに活かせること

 ・動画配信 →セミナー、会社案内、物件紹介等
 ・情報をいかに流通させるのかをもっと考える
 ・会議のやり方、話し方の改善
 ・マトリックスを使ってお客様をきちんと分類し、販促に活用する


この本から学べるのは、

 マーケティングの考え方を根本において、
 これからの10年を見通す知識。

 その先はわからないけど、
 今後10年は神田さんのいうとおりになる気がする。

 そういう意味で、今後の戦略作りに
 役立つ。







今回は「全脳思考」をご紹介させていただきました。 
担当:渡邊




 次回は阿部君 7月4日までにお願いします!

2009年6月20日土曜日

コンセプトライフ



「コンセプトライフ」

目次
1 Believe in Dreams
2 My First Concept in America
3 First Step
4 First Project
5 Starting at Zero Once More
6 Going to the Next Stage
7 Life is a Concept


感想

とんでもなく、わくわくする本です。
仕事って、こんなに楽しいものだったの!?うらやましい!!
と、読んだ人は誰もが妬んでしまうような、素敵な本です。

本は、まるで他人にの日記をのぞいている様な文章で書かれており、
たくさんの写真が載っており、退屈しません。
決して文章がうまいわけではないと思いますが、
読んでいると
「それで?それで?どうなったの?どうしたの?」
と、まるで話を直接聞いているような、
そんな感覚になります。

柴田陽子氏は「コンセプトクリエーター」として活躍された、
38歳の女性です。

彼女の本は彼女が大学生で進路に悩んでいるところから始まります。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
世の中「知らない」ことだらけだったから
反対に「知りたい」ことだらけでもあった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

パワフルで独創的で、ちょっといい加減なところもある女性の軌跡です。

2004年に独立し、今は「柴田陽子事務所」の代表取締役として活躍されている美しい方です。





アーデントに活かせること

会社として、「じゃあこの本からこういうことを取り入れよう」というのは
ないかもしれません。

この本から学べるのは、

自分の気持ちをどこへ持っていくのか

どのような未来を描くのか

どうやって仕事を面白くするのか

どうやったら仕事が面白くなるのか考える

・・・・・・・・・・

そういったいろいろな気づきが得られる本です。

もっともっと考えること。
もっともっと疑問を持つこと。
もっともっときらきらすること。

きらきらしている人にはきらきらが集まります。

アーデントは社員がきらきらできるような
そんな職場になったらいいなと思います。





今回は「コンセプトライフ」をご紹介させていただきました。 
担当:柳井




次回は渡邊さん6月27日までにお願いします!

2009年6月13日土曜日

レバレッジ・マネジメント―少ない労力で大きな成果をあげる経営戦略』


















レバレッジ・マネジメント―少ない労力で大きな成果をあげる経営戦略』


■感想

私は、一日一冊ペースで読書をしていますが、
この「レバレッジ・マネジメント」は全ページが実践的内容になっています。

どういうことかというと、ほとんどのビジネス書が本当に役立つ箇所は
本全体の2割くらいの中この本はすべての項目が経営者、そして、
個人のビジネスパーソンに役立つように構成されています。

著者の本田直之さんは読書を投資活動としてとらえ、年間400冊の読書。

ワールドビジネスサテライト、モーニングビジネスサテライト、
カンブリア宮殿、ガイアの夜明け、他にも海外の情報ソースなどから
実践で役立ちそうなところを「レバレッジ・メモ」として持ち歩き
スターバックスのコーヒーが出てくる待ち時間も、このメモを取り出し、
徹底的に体に染み込ませています。

シンプルな言い回しで核心を突くという、
簡単そうでむずかしいことをこの本は実現しています。
実践的で俯瞰した、濃い情報が詰まった一冊というのがこの本の感想です。



■ ARDENTに生かせること

▼ 投資視点はもっているか?

アーデントは現在、この投資視点がブレている面があると感じます。
緊急ではないが、重要なことにフォーカスし、リターンを追及した
経営を行っていくべきだと感じます。


■■■レバレッジ・マネジメントより引用■■■

余裕のない経営者に共通するのは、投資視点を持っていないことだ。
仕事や時間に「追われる経営」をしていると、次の事業や今後の展
開を考える時間的ゆとりがなくなる。


▼お願い営業になってないか?

現状、小規模オフィスでは、ある程度の差別化ができているので
あとはこのお願い営業ではなく、お客様から欲しいと言わせる
サービスの開発がひとつでも多く、必要です。助成金や会計の
コンサルティングも含め、欲しいと思わせるサービスを開発していきたいです。


■■■レバレッジ・マネジメントより引用■■■

営業は、顧客から「欲しい」と言われるのか、それともこちらから
「買ってくださいと」売り込むのかで二分される。目指すべき方向は、
顧客のほうから欲しいと言ってくれる「パートナー型営業」だ。

飛び込み営業のように勝率が低く、営業担当者が精神的にも疲弊していくやり方は
一切捨てるべきだ。「うちの会社には無理だ」という思考停止状態にならず、
以下のメソッドを試してほしい。

キーは3つだ。1つ目は、経営者が先頭を切って営業し、知名度と
信頼性の高い優良顧客をまず獲得することだ。

そうすれば「あの会社と取引があるなら、わが社もぜひ頼みます」
という会社が出てくる。営業スタッフも仕事がやりやすくなる。

2つ目は、手離れがよい仕組みを作ることだ。自社の商品やサービスについて、
極力わかりやすく、誰でも説明できるようにするのだ。

優秀な営業マンに頼ると、その人がいなくなったとたんに業績が下
がる。また、アイテム数を多くすると、スキルが高い営業担当者以
外は扱えなくなる。注意が必要だ。

3つ目のキーは、心理学の達人になることだ。営業とは、結局、人
対人のビジネスだ。多くのテクニックを学ぶよりも、一つの心理学のツボを
押さえておいたほうが効果的なのだ。

「人は買うことは好きだが、売り込まれるのを嫌う」もその一つだ。
心理学のルールからも、従来型の「お願い営業」はだめだ。業者扱いされたり、
値引き要求されたり、あっさり切られたりするからだ。

顧客と対等の立場で営業する意味でも、この3つのキーを押さえて、
売り込まなくても売れる仕組みを作ることが肝心なのだ。



▼ 売上は積み上げ式か?

これはアーデントの一番の課題だと私は思います。手数料収入は
利益率は高いですが、極論すると売上が0の可能性も起こりうる状態なのが、
アーデントの現状のビジネスモデルです。

例を上げるとソフトウェア。ソフトウェア自体は単発の売上ですが、
これにサポートをつけることによって、積み上げ式のビジネスになります。
実際にオラクル社では、サポート事業がかなりの売上の比率をしめています。


▼ わかりやすい旗はふっているか?

本田さんは、ご自身で会社勤めをした経験からこのことを言っています。
ビジョン、理念も大事だがベンチャーは、わかりやすい旗を振ることが大事で、
小難しいことを言われてもピンとこないと言っています。

この点はアーデントは『世界一社員が満足する会社』を掲げているので
とてもわかりやすくしています。


▼workなのかmanageなのか?

これは、経営者ではなく、各個人にもあてはまることです。
目の前の事に追われ、本当に大事なことを忘れていないか?
これを問いかける意味でもこの質問はとてもシンプルでわかりやすいです。
自分自身をマネジメントできる人間、会社が上に登っていくのだと思います。

      

次は、柳井さんが担当です。6月20日までに更新お願いします!

2009年6月6日土曜日

最高のリーダー、マネジャーがいつも考えているたったひとつのこと



目次

「たったひとつのこと」について知る必要のある、いくつかのこと


第1部

組織の継続的な成功についてあなたが知らなければならないたったひとつのこと
(マネジャーとリーダー―どうちがうのか?
すぐれたマネジャーはチェスをする
すぐれたリーダーは未来を描く)


第2部

個人の継続的な成功についてあなたが知らなければならないたったひとつのこと
(何をするかではなく、何をしないか
三つの主張
これでは成功は継続しない)
アンバランスであることをめざして


感想

起業間もない会社から中規模企業までの組織運営に関して

リーダー、マネージャーとして必要なことは、何か。

核心を出来る限り単純化し、本質を簡単な言葉で具体的に取るべき行動を明確に表しています。

心地よい本でした。


アーデントに生かせること

起業家を応援して日本を元気にする弊社として、

これから成長を続ける会社のメンバーとして、リーダーシップやマネージメントについて

リーダーの考えを熟知しておきたい所です。

常に高い目的意識を持ち、得意分野を伸ばしていきましょう!

担当:中村


今回は、

を ご紹介させて頂きました。

次回担当は、馬込君。

6月13日(土)までにUPを、お願いします!!

2009年6月1日月曜日

小さな会社のブランド戦略




目次

1章 今こそ、小さな会社もブランドを目指すとき―スモールビジネスを取り巻く環境の変化
2章 「小さなブランド」と呼ばれる会社たち―その地域・業界でキラリと光る、あの会社のエピソード
3章 「生き方」と「働き方」が一致している人の発想―小さなブランドオーナーのメンタリティ
4章 小さな会社をブランドに導くイメージトレーニング
5章 社長がブランドであること
6章 スタッフがブランドであること
7章 スモールビジネスが、かっこいい―「自分らしく生きるために起業する」という選択





感想

小さな会社には、小さな会社なりの「やり方」があります。
現在の大企業のマネをすることが、成功への道ではありません。
「今」の自分には、何があるのか。
「今」の自分には、何が足りないのか。

本書のサブタイトルに、
~「生き方」と「働き方」が一致するビジネスモデル~
と、あります。

私が働きたいのは、こういう会社なのかもしれないと
ぼんやり感じました。





アーデントに活かせること

本書124ページに、こうあります。
「小さい会社は、いきなり1万人のお客様の獲得に走るよりも、
まずは徹底的に100人のお客様に感動してもらったり、
喜んでもらったりすることが重要です。」

つまり、少ないお客様を大切にして、大満足していただくことが、
後の成功につながるのだということだと思います。

まずは、徹底的にやることから始めても良いのかもしれません。
売上ベースで考えるのも良いのかもしれませんが、
これから、お客様に感動を与え続けていくためには
少人数のうちから、徹底して行うことが必要なのだと感じます。

何か一つから、徹底的に染み込ませて実践すること。
これが大事なのではないかと、思います。


担当 : 甲斐


*追記*
今回、担当させていただきました、甲斐です。
早速、更新が滞ってしまい、スミマセンでした・・・。
また、拙い文章ですみません。。これから更新を重ねる中で、
私の文章力も上がっていけば、と思っています。

紹介させて頂いたのは、
小さな会社のブランド戦略です。


次回は、中村さんです。6月6日(土)までに、更新をお願いします!