2009年8月6日木曜日

冬の運動会・・・向田邦子






商品の説明

出版社/著者からの内容紹介
エリート家庭からおちこぼれた青年が、ふとしたことから知った家族の実態。仮面家庭の崩壊と肉親愛を描いた名作ドラマの小説化


内容(「BOOK」データベースより)
高校時代の万引事件のためエリート家庭から落ちこぼれた菊男は、ガード下の靴修理店の老夫婦のもとに入りびたっていた。そんなある日、ふとしたきっかけか ら、菊男は謹厳な祖父や、一流ビジネスマンの父のもうひとつの姿を知ってしまう。人間の本質と家族のあり方を追求して話題を呼んだ名作ドラマの小説化。



目次

 ハイヒール

 二度メシ
 
 ブラジャー

 花瓶

 ブーメラン

 焼け焦げ

 雛人形

 白無垢

 マニキュア

 冬の運動会




紹介:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

ドラマでご存知の方も多いと思います。
いわゆるヒューマンドラマ。

でもちょっとおかしなことになってる。

そんな向田邦子ワールドです。


テーマは“家族愛”・・・・・・・・・・・・・・・・?


自分の家族に不満や不信を抱き、外に救いを求める
3世代の男性たち。。。。

家族の中で相容れない、理解しあえない、そんな時
3人はもう一つの家族を作ってしまいました。

嘘・偽り・・・・・でも温かい・・・・・・・・


でも・・・・・・・・続かない・・・・・・・・・・



切なかったり、悲しかったり、
非日常的な家族模様を描いている本です。




メッセージ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

今の環境に納得いってなくても
今、この場所で戦わなければならないんです。

自分が菊男のように、虐げられる存在で
その環境から逃げ出したくなっても、
存在を消したフリをしていても、
外で偽りの自分の場所を見つけても

戻ってくる場所で戦えなければ
きっとずっと辛いままです。


今を変える為に
自分にできることはなんだろうか?

そんなに難しいことじゃないんです。

少しの勇気、それがあればいいんです。

自己中心的な考えで凝り固まった頭を溶かして
一歩踏み出すだけでいいんです。


偽りの自分は、長くは続かないですからね。








今回は「冬の運動会」をご紹介させていただきました。 
担当:柳井




次回は渡邊さん8月8日(?)までにお願いします!

2 件のコメント:

  1. 柳井さんUPありがとう!!
    向田邦子さん読んでみたい!
    良いって聴くので。

    最近は村上春樹の1Q84読んで、久々に小説も
    良いなと思って。本当ここ3年はビジネス書しか
    読んでなくて、たまには小説もいいよね!!

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  2. 私は、「父の詫び状」がオススメです。阿部さん!w

    柳井さんが紹介してくれたこの作品は読んだことないので、今度読んでみます!!

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